1.4.1の新機能 (2022年2月12日)#
これらは pandas 1.4.1 での変更点です。他のバージョンの pandas を含む完全な変更履歴については、リリースノートを参照してください。
修正されたリグレッション#
inplace=TrueおよびPeriodDtypeと互換性のないotherが指定されたSeries.mask()で、エラーが発生する代わりに共通の dtype に型変換されるというリグレッション (GH 45546)check_flags=Falseが尊重されないassert_frame_equal()のリグレッション (GH 45554)単一レベルの
MultiIndexでインデックス付け (値の取得) する際にDataFrame.loc()がValueErrorを発生させるリグレッション (GH 45779)downcast=Falseが指定されたSeries.fillna()で、objectdtype が誤ってダウンキャストされるリグレッション (GH 45603)カテゴリカル
Seriesを評価する際にapi.types.is_bool_dtype()がAttributeErrorを発生させるリグレッション (GH 45615)DataFrame.iat()で値を設定した際に、後続のルックアップで正しく伝播しないリグレッション (GH 45684)以前に
DataFrameが空だった場合、DataFrame.loc()で値を設定する際にIndex名が失われるリグレッション (GH 45621)重複する
IntervalIndexを持つjoin()がInvalidIndexErrorを発生させるリグレッション (GH 45661)すべての
Falseインデクサーと右辺にSeriesがある場合に、Series.loc()で値を設定するとエラーが発生するリグレッション (GH 45778)sqlite3.Connectionのインスタンスではない DBAPI2 接続を持つread_sql()が、SQLAlchemy のインストールを誤って要求するリグレッション (GH 45660)キーワードなしの整数引数 (例:
pd.DateOffset(n)) で構築されたDateOffsetがdatetime.timedelta(days=0)のように振る舞うリグレッション (GH 45643, GH 45890)
バグ修正#
Python 3.10 でタイムゾーン対応の日時をダンプする際に、
DataFrame.to_json()で発生していたセグメンテーション違反を修正 (GH 42130)スパース列を持つ
DataFrame.sort_values()で不要なFutureWarningの発生を停止 (GH 45618)DataFrame.rolling()およびSeries.rolling()におけるウィンドウ集計で、未使用の要素をスキップするように修正 (GH 45647)Stylerの組み込みハイライターが、nullable dtypes のNAに対応するように修正 (GH 45804)axis=1を指定したapply()で誤ったValueErrorが発生するバグ (GH 45912)
その他#
method=pearsonを指定したDataFrame.corr()のパフォーマンス改善を元に戻し、精度のリグレッションを修正 (GH 45640, GH 42761)
貢献者#
このリリースには合計19名がパッチを貢献しました。「+」が付いている方は今回初めてパッチを貢献しました。
Adam Bowden +
JHM ダービーシャー
Johannes Mueller
John Zangwill
ヨナス・ハーグ
Matthew Roeschke
MeeseeksMachine
Pandas Development Team
Patrick Hoefler
Robbie Palmer +
Simon Hawkins
Thomas Li
Tyler Reddy
eshirvana +
gesoos +
hasan-yaman
jbrockmendel
パルテフ
rtpsw +