1.0.1 の新機能 (2020 年 2 月 5 日)#

これらは pandas 1.0.1 の変更点です。pandas の他のバージョンを含む完全な変更ログについては、リリースノートを参照してください。

修正されたリグレッション#

  • DataFrame でスライスを使用して値を設定する際の回帰を修正 (例: df[-4:] = 1)。位置ではなくラベルでインデックス付けされていました (GH 31469)。

  • DatetimeIndex でインデックス付けされた Series または DataFramedatetime.date を含むスライスでインデックス付けする際の回帰を修正 (GH 31501)。

  • DataFrame.__setitem__MultiIndex と非単調なインデクサで AttributeError を発生させる回帰を修正 (GH 31449)。

  • 数値の Series (10000 を超える要素を持つ) と timedelta に似たスカラを乗算する際の Series 乗算における回帰を修正 (GH 31457)。

  • オブジェクト型の列で min のような一部の集計で .groupby().agg()AssertionError を発生させる回帰を修正 (GH 31522)。

  • Cython 化された集計関数 (例: first) を使用したカテゴリカル型の .groupby() 集計における回帰を修正 (GH 31450)。

  • DataFrameGroupBy.apply() および SeriesGroupBy.apply() が pandas 以外の非スカラオブジェクト (例: リストまたは numpy 配列) を返す関数で呼び出された場合の回帰を修正 (GH 31441)。

  • DataFrame.groupby() で、期間型の列の最小値または最大値を取得すると TypeError が発生する回帰を修正 (GH 31471)。

  • 空の DataFrame を MultiIndex のレベルでグループ化する DataFrame.groupby() における回帰を修正 (GH 31670)。

  • オブジェクト型および非集約関数での DataFrame.apply() における回帰を修正 (GH 31505)。

  • ナノ秒以外の解像度の datetime を解析する際の to_datetime() における回帰を修正 (GH 31491)。

  • na_rep を指定すると書き込まれる値が切り捨てられる可能性のある to_csv() における回帰を修正 (GH 31447)。

  • numpy.str_ カテゴリを使用した Categorical コンストラクタにおける回帰を修正 (GH 31499)。

  • 単一の datetime64 または timedelta64 列を含む行を選択する際の DataFrame.loc() および DataFrame.iloc() における回帰を修正 (GH 31649)。

  • pd.options.display.max_colwidth の設定が負の整数を受け付けなかった回帰を修正。さらに、この動作は None を使用する方向に非推奨化されました (GH 31532)。

  • objTOJSON.c の return-type 警告を修正する回帰を修正 (GH 31463)。

  • ヌル許容整数が渡された場合の qcut() における回帰を修正 (GH 31389)。

  • ヌル許容整数型を使用して Series に割り当てる際の回帰を修正 (GH 31446)。

  • インデックスに MultiIndex を持つ DataFrame または Series をラベルのリストでインデックス付けする際のパフォーマンス回帰を修正 (GH 31648)。

  • ファイルライクオブジェクト RawIOBase で使用される read_csv()encoding オプションを認識しない回帰を修正 (GH 31575)。

非推奨#

  • pd.options.display.max_colwidth の負の整数サポートは、None を使用する方向に非推奨化されました (GH 31532)。

バグ修正#

日付時刻ライク

  • cache=True で範囲外の値が存在する場合に to_datetime() が発生させるバグを修正 (GH 31491)。

数値

  • 混合型および拡張配列でサポートされる Series および DataFrameDataFrame.__invert__ (~ 演算子) で型が失われるバグを修正 (GH 31183, GH 23087)。

プロット

  • タイムゾーン対応時系列のプロットが UserWarning を発生しなくなりました (GH 31205)。

インターバル

  • interval 型の Series.shift() で、整数の間隔配列または datetime の間隔配列をシフトする際に TypeError が発生するバグを修正 (GH 34195)。

貢献者#

このリリースには合計15名がパッチを貢献しました。名前に「+」が付いている方は、初めてパッチを貢献された方です。

  • ダニエル・サクストン

  • Guillaume Lemaitre

  • ジェフ・リーバック

  • Joris Van den Bossche

  • Kaiqi Dong

  • マルコ・ゴレリ

  • MeeseeksMachine

  • Pandas Development Team

  • Sebastián Vanrell +

  • Tom Augspurger

  • ウィリアム・エイド

  • alimcmaster1

  • jbrockmendel

  • paihu +

  • proost