What’s new in 1.1.2 (2020年9月8日)#

これらは pandas 1.1.2 の変更点です。他のバージョンの pandas を含む完全な変更履歴については、リリースノートを参照してください。

修正されたリグレッション#

  • DatetimeIndex.intersection() がリストと交差する際に誤って AssertionError を発生させていた回帰 (GH 35876)

  • 列をインプレースで更新する際の回帰を修正 (例: df['col'].fillna(.., inplace=True) を使用) (GH 35731)

  • DataFrame.append() がタイムゾーン対応とタイムゾーン非対応の datetime 列を混在させていた回帰を修正 (GH 35460)

  • RangeIndex.format() のパフォーマンス回帰 (GH 35712)

  • 空のリストが渡された場合に MultiIndex.get_loc() がインデックス全体にわたるスライスを返していた回帰 (GH 35878)

  • インデックス操作後の無効なキャッシュにおける回帰を修正。これは、データが更新されない設定時に発生する可能性がある (GH 35521)

  • DataFrame.replace()Interval 型の要素を置換しようとすると TypeError が発生していた回帰 (GH 35931)

  • IntervalIndexclosed 属性の pickle ラウンドトリップにおける回帰を修正 (GH 35658)

  • DataFrameGroupBy.agg() で、基になる配列が読み取り専用の場合に ValueError: buffer source array is read-only が発生していた回帰を修正 (GH 36014)

  • Series.groupby.rolling() で、入力の MultiIndex のレベル数が1つに圧縮されていた回帰を修正 (GH 36018)

  • 空の DataFrame 上での DataFrameGroupBy における回帰を修正 (GH 36197)

バグ修正#

  • DataFrame.eval()object dtype 列の二項演算におけるバグ (GH 35794)

  • Series コンストラクタで、疎な datetime64 dtype を構築する際に TypeError を発生させていたバグ (GH 35762)

  • DataFrame.apply()result_type="reduce" を使用すると不正なインデックスで返されていたバグ (GH 35683)

  • Series.astype()DataFrame.astype() で、拡張 dtype に対して errors 引数が "ignore" に設定されている場合に尊重されていなかったバグ (GH 35471)

  • DateTimeIndex.format()PeriodIndex.format() で、name=True を設定すると最初の項目が "" であるべきところが "None" になっていたバグ (GH 35712)

  • Float64Index.__contains__()False を返す代わりに誤って TypeError を発生させていたバグ (GH 35788)

  • Series コンストラクタで、順序付きセットが渡された場合に誤って TypeError を発生させていたバグ (GH 36044)

  • Series.dt.isocalendar()DatetimeIndex.isocalendar() で、特定の日付に対して不正な年が返されていたバグ (GH 36032)

  • DataFrame のインデックスで、シリーズが変更されキャッシュが無効化されなかった場合に、一部のケースで不正な Series が返されていたバグ (GH 33675)

  • DataFrame.corr() で、後続のインデックス参照が不正になる原因となっていたバグ (GH 35882)

  • import_optional_dependency() で、パッケージ名がインポート名と異なる場合に不正なパッケージ名が返されていたバグ (GH 35948)

  • 空の DataFrame 列を Series に設定する際に、フレーム内のインデックスの名前が保持されないバグ (GH 31368)

その他#

  • factorize()na_sentinel=None をサポートし、値の一意な要素に NaN を含めるようになりました。また、1.1 バージョンで意図せず公開されていた dropna キーワードが factorize() から削除されました (GH 35667)

  • DataFrame.plot()Series.plot()FixedFormatterFixedLocator の使用について UserWarning を発生させるようになりました (GH 35684 および GH 35945)

貢献者#

このリリースには合計16人がパッチを貢献しました。名前の横に「+」が付いている人は初めてパッチを貢献しました。

  • Ali McMaster

  • Asish Mahapatra

  • ダニエル・サクストン

  • ファンチェン・リー

  • Harsh Sharma +

  • アーブ・ラスティッグ

  • Jeet Parekh +

  • Joris Van den Bossche

  • Kaiqi Dong

  • Matthew Roeschke

  • MeeseeksMachine

  • Pandas Development Team

  • Simon Hawkins

  • テルジ・ピーターセン

  • jbrockmendel

  • パトリック