1.1.3 の新機能 (2020 年 10 月 5 日)#
これらは pandas 1.1.3 の変更点です。pandas の他のバージョンを含む完全な変更ログについては、リリースノートを参照してください。
機能強化#
新しい Python バージョンへのサポートを追加#
pandas 1.1.3 は Python 3.9 をサポートするようになりました (GH 36296)。
開発上の変更点#
Cython の最小バージョンは、最新のバグ修正バージョン (0.29.21) となりました (GH 36296)。
修正されたリグレッション#
DataFrame.agg()、DataFrame.apply()、Series.agg()、およびSeries.apply()で、リラベルが適用されていない場合に内部サフィックスがユーザーに公開されるという回帰が修正されました (GH 36189)IntegerArrayの単項プラス演算とマイナス演算でTypeErrorが発生する回帰が修正されました (GH 36063)Timestampにtimedelta_range()を追加するとValueErrorが発生する回帰が修正されました (GH 35897)入力がタプルであった場合に
Series.__getitem__()が誤ってエラーを発生させる回帰が修正されました (GH 35534)入力が frozenset であった場合に
Series.__getitem__()が誤ってエラーを発生させる回帰が修正されました (GH 35747)Index、Series、およびDataFrameのモジュロ演算で、C セマンティクスではなく Python セマンティクスを使用するnumexprを使用している場合の回帰が修正されました (GH 36047、GH 36526)read_excel()でengine="odf"を使用した場合に、セルにネストされた子ノードがある場合にUnboundLocalErrorが発生する回帰が修正されました (GH 36122、GH 35802)DataFrame.replace()で、replace メソッドで float を使用した場合に置換が不整合になる回帰が修正されました (GH 35376)MultiIndexを含むTimestampを持つSeries上でSeries.loc()がInvalidIndexErrorを発生させる回帰が修正されました (GH 35858)数値配列と文字列の間の
DataFrameおよびSeriesの比較における回帰が修正されました (GH 35700、GH 36377)raw=TrueでDataFrame.apply()を使用し、ユーザー関数が文字列を返す場合の回帰が修正されました (GH 35940)空の
DataFrame列をSeriesに設定した際に、フレームのインデックスの名前が保持されない回帰が修正されました (GH 36527)delim_whitespaceがTrueに設定されている場合にread_table()がValueErrorを発生させる回帰が修正されました (GH 35958)Series.dt.normalize()で、エポック以前の日付を正規化した際に結果が 1 日ずれる回帰が修正されました (GH 36294)
バグ修正#
read_spss()で、pathとしてpathlib.Pathを渡すとTypeErrorが発生するバグ (GH 33666)Series.str.startswith()およびSeries.str.endswith()で、categorydtype を持つ場合にnaパラメータが伝播されないバグ (GH 36241)Seriesコンストラクタで、インデックスが提供された場合に、十分に大きなスカラー入力に対して整数オーバーフローが発生するバグ (GH 36291)DataFrame.sort_values()で、列を categorical dtype にキャストするキーでソートした場合にAttributeErrorを発生させるバグ (GH 36383)DataFrame.stack()で、レベルに重複する名前がある場合に位置に基づいてMultiIndex列をスタックするとValueErrorを発生させるバグ (GH 36353)Series.astype()で、np.float32から文字列 dtype にキャストする際に精度が過剰に表示されるバグ (GH 36451)Series.isin()およびDataFrame.isin()で、NaNを使用し、行長が 1,000,000 を超える場合のバグ (GH 22205)cut()で、ordered=Falseのラベルを持つSeriesを渡すとValueErrorを発生させるバグ (GH 36603)
その他#
pandas-1.1.0 で追加された、
start、stop、およびperiodsを渡された場合にtimedelta_range()が周波数を推測するという機能強化が元に戻されました (GH 32377)
貢献者#
このリリースには合計16人がパッチを貢献しました。名前の横に「+」が付いている人は初めてパッチを貢献しました。
Asish Mahapatra
ダン・ムーア +
ダニエル・サクストン
ファンチェン・リー
ハンス
アーブ・ラスティッグ
Joris Van den Bossche
Kaiqi Dong
MeeseeksMachine
ナンバー42 +
Pandas Development Team
Richard Shadrach
Simon Hawkins
jbrockmendel
nrebena
パトリック